
そんなわけで、大切な友人の結婚式に参加するために、大阪へ行ってきました。今回も嫁さんとお鶴も一緒です。私はこれまで京都より西へ行ったことがなく、今回が初の大阪。もちろん、お鶴もそうです。嫁さんはさらに西の方へは行ったことがあるものの、やっぱり大阪初上陸。そんなわけで、家族3人初めての大阪旅行となったのでした。以下、小さなお子様連れで大阪へ行かれる人のために、初の親目線で概論を書き綴ってみたいと思います。
都心からの移動はやはり新幹線がいいですね。今や飛行機の方が安いぐらいですが、空港に着いてから目的地までの移動が大変です。新幹線だと乗り換えも比較的楽にできますので、利便性を購入するという意味でも、新幹線がよろしいでしょう。子供の集中力を考えると、2時間半で大阪まで行ってくれる「のぞみ」がオススメ(リニアが開通すれば最短で1時間7分だそうですね)。ネットで予約する際に座席の指定もできますので、そこはすかさず2人席を確保しましょう。夫婦二人で並んで座り、膝の上に子供を乗せれば完璧です。ちょろちょろ動きたがる場合は、他の乗客の皆様のご迷惑にならないように、デッキに連れて行きましょう。多目的ルームを(ちょこっとだけ)利用するのもいのかもしれません。「のぞみ」の場合、座席に座って、足をのばせるスペースが割と広いので、そこで遊ばせるのもいいですが、くれぐれも他の乗客の皆様のご迷惑にならないようにしましょう。間違っても通路を走らせたりしてはいけません。一番いいのは移動中ずっと眠っていてくれることですが、そう都合よくいかないのが育児です。ずっと起きていることを覚悟しておきましょう。

新幹線での楽しみの一つは何と言っても駅弁。一緒にビールも飲みたい気分になりますが、行きの新幹線の中では控えておきましょう。大阪に着いた後、どこにも行きたくなくなってしまいます。ちなみに、私のオススメは品川名物「貝づくし弁当」(上段写真)。貝柱、ハマグリ、アサリ、シジミのコントラストとハーモニーがたまりません。もう、これこそまさにビールと一緒に食べたい逸品ですが、ぐっと我慢です。ちなみに、嫁さんが食べたのは「秋の吹き寄せ弁当」(下段写真)。松茸ご飯がナイスです。お鶴でも食べられる物を・・・と選んだんですが、当のお鶴はぐっすり眠ってしまい、結局この後ずっと母乳だけで過ごす羽目に・・・。
そんなわけでお弁当は、子供に先に食べさせて、満足して眠った隙にゆっくり食べるのがいいでしょうね。母乳育児の場合だと、さっと飲んで眠ってくれることもあるので、そういうときは大変助かりますが、そう都合よくいかないのが育児ですから、どう転んでも対処できるようにしておきましょう。ちなみに、風景を見るのも新幹線での楽しみの一つですが、富士山を過ぎてしまえば後はそれほどの楽しみもありません。過度の期待は禁物ですよ。それから、「のぞみ(N700系)」にはグリーン車で全席(200席)、普通車で窓側席と最前部・最後部の座席(553席)にあるコンセントが利用できるので、PC等を持ち込んで何かしらの映像を見せてなだめるということも考えられますが、荷物が増えますし、子どもの無駄な興奮を助長することになりかねませんので、オススメはしません。ちなみに、東京-新大阪間では無線LANによるインターネットも利用可能です。試しにDSで確認してみましたが、ちゃんと受信してました。
そんなこんなで、意外とあっという間の2時間半。我々は遂にくいだおれの街、大阪に降り立ったのでした。<次回に続きます>
我々が利用したのは連休中だったために、車内はほぼ満席状態でした。なので、膝に乗せるしか選択肢がありませんでしたが、なるほど、新幹線は空いていてもそのあたりはシビアなのかもしれませんね。
お弁当に興味を示し、たくさん食べるような年頃になれば、確かに食事の時間を挟んで移動するのがベストですね。ただ、その場合は、当然のことながら散らかさないように充分気をつけないといけませんね。