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最近の彼女 26

ヤンチャでありながらも、一応空気を読めるらしいお鶴。しかしながら、ちょっと調子に乗り過ぎるところがあるのが玉にキズ。先日も、いつものように寝る前に絵本を読み聞かせていたところ、突然その絵本を奪い取り、リビングの方へ駆けだし、ポイッと投げ捨ててくれました。その後、私の視線に気づいたお鶴は、今投げ捨てたばかりの絵本を拾い上げてまたポイッ。おそらく何かしらの遊びのつもりだったのでしょう。しかしながら、そうだとしても大切な絵本を投げ捨ててはいけません。さらにもう一度ポイッとやってくれたところで、仏の顔も3度までよ!とばかりにすぐさまお鶴の元へ駆けつけた私はお鶴を抱えあげ、おしりペンペン。「いたい、いたい」と笑いながらも反省したらしいお鶴。

しかしながら、私は彼女を甘く見ていたようです。実際のところ全く反省していなかったらしい彼女は、しばらくしてまたその絵本を手に取り、またポイッとやってくれました。今さっき叱られたばかりのことをまた繰り返すような愚行を黙って見逃すほど、私も穏やかじゃありません。今度は先ほどよりもきつめにお鶴を叱りつけました。

ここからが大人と子供の戦いです。

「泣けば許される」と思っている節のあるお鶴は、とりあえず泣いてみせます。しかし、騙されてはいけません。最初のうちは完全にウソ泣きです。手を放すと、すぐに泣き止み、謝りもせずまたどこかへ行こうとします。もちろん笑顔で。そんなことが許されるはずもなく、私は再度彼女を取り押さえ、きちんと「ごめんなさい」を言うように促します。もちろん彼女は抵抗して、また泣きます(親に似てなかなか頑固です)。私が手を放せばまた泣き止み、やっぱり謝らないままその場を離れようとするので、また取り押さえます。また泣きます。以下、延々同じことを繰り返します。およそ10分間。

ようやく私が本気で叱っているのだということがわかってきたらしいお鶴。このあたりで泣き方が変わってきます。鼻水を出し、大声で泣き始めます。しかし、勝負はむしろここから。ここで可哀想だからと叱るのを諦めてはいけません。きっちりケジメをつけないと、彼女の将来のためになりません。「ごめんなさい」と言わせるまでは、一切妥協は許されません。正直、かなり疲れますが、最後は大人が勝たないと、ここまでの苦労が水の泡となり、また同じことを繰り返すハメになります。

お鶴の泣き方が変わってからさらに5分。少し落ち着いてはまた嗚咽をあげて泣きじゃくるというのを数回繰り返した挙句の果てに、ようやく「ごめ、ごめん、ごめんなさーい!うぇぇぇ!!」と、ちゃんと両手を合わせ、頭を下げて謝りました。その後は「もうやっちゃダメだからね!」と念を押してから、ギュッと抱きしめてあげます。ちゃんと謝れて偉かったね、と。

その後のお鶴は、落ち着くまで嫁さんにピッタリくっついていましたが、やがて何事もなかったかのようにまた私のところへやってきて、別の本を読んでくれとお願いしてきました。快く受け入れたのは言うまでもありません。

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[C1852]

>みずさま
お調子者は、「きちんと謝る」ということを理解させるのに一苦労ですよね。
私の場合は理性で叱っているので、あとくされは一切ないんですが、
感情で怒ってしまう嫁さんは、あとをひくこともしばしばあるようです(苦笑)
お鶴だけでなく、嫁さんのフォローもしないといけませんね(笑)
  • 2010-06-09 23:32
  • 主宰
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[C1851]

そんな時期ありましたね。。。大変だけど、大事な時期なんでしょうね。
その後のフォローは、私も大事にしてます。ちゃんと謝ったら、親も後を引かないように。
今でもちゃんと謝りなさいって言うこと多々ですよ。。。
お友達で、とりあえず謝ればいいと思って、「ごめんなさ~い!^^」って、走って遠くに逃げる子がいました。これじゃ困りますけどね^^;
  • 2010-06-09 09:03
  • みず
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