Entries

谷根千概論 4

修性院で布袋さまを拝んだ(気分になった)我々は、毘沙門天のいる天王寺を目指して再び歩きはじめました。六阿弥陀道なる道を進むと、やってきたのがここ、テレビなどでお馴染みの「谷中銀座商店街」!





















IMG_4587.jpg





















が、ご覧のとおりの人出です。というのも、この日はちょうど「谷中まつり」が開催されていて、この商店街の周辺の小学校やら広場やらで様々な催し物が行われておりました。その影響でおそらくこの人ごみになったのでしょう。それにしてもすごいです。しかし、さすがにこの中を突き進む勇気はありませんでしたし、並んでまでメンチカツを食べる必要もなかったですし(日暮里概論では並ばずに余裕で買えた)、何より七福神巡りとは逆方向です。そんなわけで、ここは華麗にスルーして、次なる目的地へと急ぐことにしました。

そんなわけで、次にやってきたのがこちら。





















IMG_4588.jpg


観音寺の築地塀(ついじべい)


















築地塀というのは、その名の通り、土で築かれた塀、つまり土で塗り固められた塀ということですね。大抵、瓦などを層状に積み重ねて補強してあるそうです。まさにこれがそうですね。昔ながらの街並み。風情があってイイですね。

で、この先にあるのが「谷中霊園(通称、谷中墓地)」。非常に広大な墓地でして、面積は約10万平方メートル、7000基ものお墓があるんだそうです。有名人・著名人も数多く埋葬されており、あの森繁久彌さんのお墓もこちらにあるとか。他にも、徳川家15代目将軍慶喜や鳩山一郎・横山大観・渋沢栄一、変わったところではあの大隈重信の片足を爆破した来島恒喜もこちらにお墓があるとか。

そんな谷中霊園を抜けた先にあるのが、毘沙門天をまつるこちらの「天王寺」です。





















IMG_4594.jpg





















七福神としての毘沙門天は鎧をまとった武将風のイメージで描かれることが多いですね。勝負事の神様ということになっていますが、四天王や十二天の一員として捉えるとまた別の解釈になるようです。ちなみに、谷中七福神としては「威光」を司るということになっているとか。

そんな天王寺。この日は書道のイベントが開催されていました。





















IMG_4591.jpg











IMG_4592.jpg





















「発」という字の古い書体だそうで、「発」の字の部首「はつかんむり」の部分だとか。うーん、そう言われれば、そう見えるような・・・。無知で申し訳。

さて、そんな天王寺を後にした我々は、「寿老人」のいる「長安寺」を目指してまた歩きはじめました。先ほど見た観音寺の築地塀のすぐ隣だったのに、気づかずにスルーしていたのです。そこで、ちょいと戻って拝んできました。






















IMG_4595.jpg


まぁ、地味だわな。


















気づかずにスルーしてしまうのも無理はない感じでした。で、「寿老人」も七福神の中ではちょっとかわいそうな存在で、「福禄寿」と同一神とされてしまうこともあったらしく、七福神から外されることもあったとか。まぁ、確かに、「福禄寿」は一人で「福」「禄」「寿」という3つも御利益がありますけど、「寿老人」は「寿」だけですからねぇ。既に「福禄寿」に入ってるじゃん!と言われればそれまでで・・・。でも、谷中七福神としては「長寿」を司るのはこちらの寿老人ということになっておりますので、今後もその存在感を存分に発揮してほしいと思います。ちなみに、寿老人は酒が好きということですので、よろしくお願い致します(なにをだ?)

そんな長安寺を後にした我々。次なる七福神が待ち受ける護国院を目指してまた歩き出しました。様々なお寺がたくさん建ち並ぶ路地を突き進み、護国院に至る途中で出会ったのが、こちら。





















IMG_4596.jpg


みかどパン


















どでかいヒマラヤスギに圧迫されている(ように見える)昔ながらのお店です。この立派なヒマラヤスギも保護の対象になっているそうで、この光景がこのあたりの名物になっており、散策ポイントの一つになっているのだとか。この日もたくさんの人がお店の周りを取り囲んでいました。





















誰一人として店内に立ち入ろうとしませんでしたけど。






















そんな「みかどパン」。ちなみに、「みかど」とは「帝」や「御門」ではなく「三角」を意味するんだそうで、確かに三角形の角地に建ってますね。一つ勉強になりました。

そんな名物パン屋を後にした我々は、残る谷中七福神の完全制覇に乗り出したのです。<次回に続きます>
関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://gaironblog.blog119.fc2.com/tb.php/2010-da8beb08

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

アバウト

主宰

Author:主宰
【 日常の透かし切り 】

Instagram

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

Links

HLS
akya's sunny-side up!
officekaraki.com



【歴代概論】
- 42 : 永福町概論
- 41 : 荻窪概論
- 40 : 千住概論
- 39 : 祖師谷概論
- 38 : 川口概論
- 37 : 調布概論
- 36 : 駒塚概論
- 35 : 築地概論
- 34 : 自由が丘概論
- 33 : 蒲羽概論
- 32 : 小金井概論
- 31 : 大森概論
- 30 : 月島概論
- 29 : 赤羽十条演習
- 28 : 恵比寿概論
- 27 : 押上演習
- 26 : 葛飾区概論
- 25 : 府中概論
- 24 : 千代田区概論
- 23 : 谷根千概論
- 22 : 世田谷線概論
- 21 : 両国概論
- 20 : 江古田概論
- 19 : 町屋概論
- 18 : 中野概論
- 17 : 神楽坂概論
- 16 : 阿佐ヶ谷概論
- 15 : 東京“町”概論
- 14 : 国分寺概論
- 13 : 五反田概論
- 12 : 新宿西概論
- 11 : 高円寺概論
- 10 : 吉祥寺概論
- 09 : 厄除け概論
- 08 : 板橋概論
- 07 : 三軒茶屋概論
- 06 : 押上概論
- 05 : 赤羽概論
- 04 : 下高井戸概論
- 03 : 日暮里概論
- 02 : 高田馬場概論
- 01 : お茶の水概論(再)



【歴代子連れ概論】
- 12 : 子連れ概論 空街編
- 11 : 子連れ概論 鎌倉編
- 10 : 三鷹の森概論
- 09 : 西武園ゆうえんちを行く
- 08 : 子連れ概論 鉄道博物館編
- 07 : 子連れ概論 陽光都市編
- 06 : 子連れ概論 夢の国編
- 05 : 子連れ概論 日本のハワイ編
- 04 : 子連れ概論 みなかみ編 2010
- 03 : 子連れ概論 みなかみ編
- 02 : 子連れ概論 大阪編
- 01 : たくみの里概論



【歴代プチ概論】
- 55 : 東京ミュージアム探訪2016新春
- 54 : 東京ミュージアム探訪2015秋
- 53 : 東京ミュージアム探訪2015晩夏
- 52 : 東京ミュージアム探訪2015盛夏
- 51 : 一人概論 広島編
- 50 : 東京ミュージアム探訪2015初夏
- 49 : 東京ミュージアム探訪2015初春
- 48 : 東京ミュージアム探訪2014秋
- 47 : 秋葉原願掛け紀行
- 46 : お台場フロントガイド
- 45 : 東京ミュージアム探訪2014初夏
- 44 : 東京ミュージアム探訪2014初春
- 43 : 東京ミュージアム探訪2013秋
- 42 : 東京ミュージアム探訪2013夏
- 41 : 東京ミュージアム探訪2013春
- 40 : カレー遠足2013春
- 39 : 東京ミュージアム探訪2013晩冬
- 38 : 豊洲オクトーバーフェスト2012
- 37 : 東京ミュージアム探訪2012盛夏
- 36 : 伏見稲荷大社を行く
- 35 : 草津概論
- 34 : 水上温泉宿に泊まる'08
- 33 : 鉄道博物館概覧
- 32 : サファリへGO!
- 31 : 水上温泉宿に泊まる'07
- 30 : 神田概論
- 29 : 霧降高原概論
- 28 : 函館概論
- 27 : 南千歳概論
- 26 : 釧路概論
- 25 : 霧多布概論
- 24 : 旭川概論
- 23 : 美瑛概論
- 22 : 札幌概論
- 21 : 小樽概論
- 20 : カシオペア概論
- 19 : 杜の都 滞在記
- 18 : 伊豆紀行 河津編
- 17 : 六本木ヒルズ概覧
- 16 : 豊洲想ひ出紀行
- 15 : 門前仲町プチ概論
- 14 : 渋谷大忍具
- 13 : 続・青山の和
- 12 : 結納体験記
- 11 : 水上温泉宿に泊まる'06
- 10 : 青山の和
- 09 : 池袋中華3
- 08 : 銀ザ変
- 07 : 池袋中華2
- 06 : 榛名湖(冬)概論
- 05 : 四万温泉概論
- 04 : 四万川ダム概論
- 03 : 富弘美術館概覧
- 02 : 表参道ヒルズ概覧
- 01 : 真冬の八戸紀行



【アルバム】
-03 : 飲食2
-02 : 飲食1
-01 : 花

以前の記事

検索フォーム