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葛飾区概論 3

降りしきる冷たい雨の中、帝釈天見学を早々に切り上げた我々。もはや屋外にいるのは限界!一刻も早く屋内に、屋根と壁のあるところに!!・・・というわけかどうかは定かではありませんが、ここまで来たからには行かないわけにはいかない、「寅さん記念館」を訪れることにしました。

帝釈天の裏手にありまして、5分ほど歩けば見えてきます。そもそも寅さんファンの年齢層自体が高いと見え、やはり比較的ご高齢の方が多かったですね。私のような、ファンでもなんでもない若手が来るというのは珍しいのかもしれません。でも、まぁ、今回はそういうフラットな視線でこの場所を見てみたい、と思った次第です。



結論から申し上げますと、ジオラマが大変素敵です、ここ。圧巻は、実際の撮影に使用した「くるまや」のセットがそのまま再現されているコーナー。言うなれば、1分の1スケールのジオラマですね。中に入って出演者気分を軽く味わうことができます。正直、寅さんにはそれほど惹かれていなかった私ですが、このあたりからジワジワと世界観に引き込まれてきました。

奥の方に行きますと、さらにその世界観がもう少し小さいスケールのジオラマで再現されております。

IMG_5361.jpg



IMG_5362.jpg

IMG_5363.jpg



先程通ってきた帝釈天参道の昭和30年代頃の街並みを再現しているそうです。遠近法を利用しているとのことなので、手前の方は大きめに、奥の方に行けばいくほど小さく作られています。屋根の高さでお分かりいただけるかと。

で、次の写真は・・・



IMG_5364.jpg



人車鉄道(人車軌道)のミニチュア。ボタンを押すと人車が出てきて、端から端まで動きます。簡単に言えば、人力のトロッコですよね。明治32(1899)年12月から大正2(1913)年8月まで、実際にこうして走っていたんだそうです。ここに来るまでに乗ってきた京成金町線の金町柴又間の起源に当たるものだそうですよ。100年も経てば、そりゃあ景色はがらりと変わりますよね。100年後の京成金町線は一体どうなっているのか、などと思いを馳せてしまいます。



他にも、衣装や小道具、映像などの各資料ももちろん見ることができます。特に、寅さんの「啖呵売(たんかばい)」の映像はやはりスゴイですね。小気味よい売り文句の怒涛の連続。聞いているだけでもワクワクしてきます。なるほど、ちょっと寅さんシリーズをきちんと見たくなってきました。

・・・といったところで、記念館の全行程が終了。あれ?もう終わり?という感じです。もっといろいろ頂戴よ!という気がしてしまいます。やはり、記念館に足を運ぶような人というのは、寅さんシリーズを多少見たことがある人が中心なんでしょうね。未見の人を対象に、興味を持ってもらってこれから見てもらおう!というには、もう一押し足らない気がしないでもないです。まぁ、スペースの問題もありますよね。記念館が二階建てだったらなぁ。あとは、大人の事情ってやつで、写真や映像も限られたものしか使えないんでしょうね。

とはいえ、ご覧いただいたように、ジオラマは一見の価値ありですので、寅さんファンのみならず、ジオラマファンにもおすすめできる場所だと思います。寅さんシリーズを見たことがない方でも、充分楽しめるつくりになっておりますよ。


そんなわけで、寅さん記念館を楽しんだ我々。外に出てくると、なんと、あの恨めしい冷たい雨が上がり、一部青空が広がり、陽が差しているではありませんか!!これ幸いと、我々は次なる目的地をめざし、足早に歩みを進めたのでした。<次回に続きます>



寅さん記念館:http://www.katsushika-kanko.com/tora/

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