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押上演習 2

そんなわけで、昼食を終えた我々は街の散策に出発。この日は素晴らしい快晴で、絶好の概論日和・・・だと思ったんですが、ものすごい強風。ぃゃ、暴風。ビル風の激しいところでは、追い風で背中を押され、思わず前へ一歩踏み出さずにはいられないほど。朝からスカイツリーのエレベーターも止まっていました。

そんな状況のなか、我々は押上の街を堂々と闊歩。当初、曳舟方面に向かおうかという案もあったのですが、やはり、ここは押上を中心に巡るべきとの結論に達し、十間橋通りから浅草通りへ。ちなみに、右の写真はその十間橋からスカイツリーを眺めたところ。周囲の建物と比較してみると、スカイツリーの異常なまでの高さがはっきりとわかりますね。この十間橋が架かっている「北十間川」は、両岸の整備が進められており、将来的には親水テラスができて川沿いを散歩できるようになるみたいです。そうなったらまた人の流れが変わってきますかね。楽しみです。

さて、そんな橋を渡ると、そこに一軒の大変レトロな風貌の喫茶店を発見しました。それが下の写真です。

どうです。

ランチタイムなのはわかるんですが、ランチの中身が一切わからないという恐怖!これだけスペースがあるにもかかわらず、一切を秘密にするという店主の心意気に畏怖するばかり。さらに、かろうじてコーヒーか紅茶かは選べるらしいというところが、さらに恐怖感をあおってきます。そして、この流れで来ると、「730」としか書かれていない部分が一層怖いです。730「ドル」と言われても文句は言えません。

ぃゃぁ、やっぱり、あるところにはあるんですね。我々の嗅覚はまだ衰えていませんでした。ここでお昼にすべきでしたね。今度はそうしてみようと思います。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

そんな素敵な喫茶店を後にした我々。そのまま浅草通りを進みます。ここで1ヶ所、どうしても確認しておきたかった場所があったのです。

それが、こちらの「おしなりくんの家」。そもそも『おしなりくん』を知らないという方は、こちらからどうぞ。まぁ、簡単に言えば、このあたりを代表するゆるキャラですね。押上・業平橋地区なので、「おし・なり」ってわけ。

残念ながら、昨年の「ゆるキャラグランプリ」にはエントリーしていなかったようで、その人気ぶりを客観的に評価できる指標はちょっと持ち合わせていないんですが、えーっと、まぁ、なんていうか、、、おしなりくんの家、、、

ガラガラでした・・・。

我々の他にお客さん二組ぐらいかな。スカイツリー周辺の混雑ぶりがウソのような状態。土曜の昼過ぎにコレって、ちょっと、おしなりくん、もっと頑張んなきゃ!土日と祝日の13時半からだけじゃダメだよ!もっとお散歩しなきゃ!!

ぃゃ、実際、道一本隔てただけで、こうも人の流れって変わるのかってぐらい、人がいなかったですね。スカイツリー効果でもっと人が流れてくると期待されてたんでしょうけど、そんなに消費者は甘くないぞ、と。おしなりくん、ホント、もっと頑張って!!僕らの押上を救って!!

なんてなことを思いながら、滞在数十秒でおしなりくんの家を後にした我々は、そのままもう少しだけ浅草通りを歩いてみることに。すると、10年前に見た光景が思い出されてきました。2才のねこを見たことなんかは、よく覚えてます。「2才のねこ」と言っても、動物ではありません。

はて?

「才」というのは、尺貫法の体積の単位で、1立方尺を1才というんですね。約27.826リットルに相当するんだそうです。で、「ねこ」というのは「ねこ車」つまり、土木作業で使う一輪車(手押し車)のことです。2才のねことは、積載量が2才のねこ車、ってことですね。ぃゃぁ、10年前の私はそこまでちゃんと知らなかったので、なぜこの一輪車に「ねこ 2才」などという札が付けられているのかと、不思議に思ったものです。

それから、10年前に訪れた某ホビーショップも健在。少しお邪魔してみたんですが、Ф少年はバイクのフィギュアを購入してました。自動車やバイクのミニチュアを中心とした品ぞろえが充実しているお店でしたが、隅っこに初代ゲームボーイの本体とソフト数本のセット(もちろん中古)が500円で売られていました。思わず手に取って数秒間考えてしまったんですが、この後、歩きまくることを考えて購入は見送ることにしました。ソフトだけでも欲しかったんですけどねぇ(ゲームキューブのプレイヤーで遊べるからね)。

そんなわけで、10年前の光景を懐かしみながら押上の街を軽く復習した我々は、いよいよ、そびえ立つ巨塔の元へと足を踏み入れることにしたのです。<次回に続きます>
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[C2210] >yoji殿

今回は、名言こそ生まれませんでしたが、おかげさまで「演習」が生まれました。ありがとうございます。10年前はまさか押上に電波塔が立つなんて思いもしませんでした。先見の明があったのかしら(笑)「演習」の次となると、「特論」ですかね。まぁ、実現するかはわかりませんけど、その頃にはまた別の電波塔がたってるかもしれません(それはないか。笑)

一見すると何の変哲もないものを別の視点から見てみる、というのは、やってる当事者からすると直感的にやっていることで、実はあまり意識してないんですよね(今回の「喫茶シロウマ」の看板もそうです)。あくまで、流れの中で自然と見つけた物なわけです。なので、改めて分析していただけると、我々自身もなるほどなぁ、と思ってしまいます。ありがとうございます。少しでもお役にたてているのなら何よりです。

写真のアーカイブ・・・。それは面白い考えですね。確か、このblogの機能に「アルバム」というのがあったような・・・。10周年記念事業の一環として取り組んでみようかしら。ご提案ありがとうございます。

では、押上演習、もうしばらくお付き合いを!
  • 2013-03-06 09:54
  • 主宰
  • URL
  • 編集

[C2209] yoji

足掛け10年、ついに「概論」が「演習」へと展開しましたね。おめでとうございます。「概論」にとって歴史的な瞬間ではないでしょうか?黎明期から見守ってきた身として感慨深いです。20年後はどういう呼称になるのでしょうか。やはり「実習」ですかね。「卒業論文」は悲しいですね(笑)

先日国分寺の編集後記を読んでいて思いましたが、「やすいから、ごちそうできる」「しもぉたぁ」などエポックメイキングな瞬間がどこにでもある何の変哲も無い「自動販売機」から生まれている、という事実は非常に「概論」にとって象徴的であるように思います。それは「一見どこにでもあるものに対する多角的なアプローチ」という概論的観点の一面を図らずも示しているように思うからです。そういった「概論」を通じて学んだことは個人的にも外国での町歩きに生かされているように思います。

今後の「概論」に期待するものは、今までの豊富な写真アーカイブを全面的に打ち出したコンテンツでしょうか?今までの「概論」に対する導入になると思います。

押上演習、期待してます!

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