
数えて5回目となる、概論スピンオフ。今回もФ少年と上野の森へ足を運んできました。最初のお目当てはこちら「
興福寺仏頭展」。この企画で藝大美術館を訪れるのは初めてですね。個人的には2度目になりますが、以前来た時も仏像展でした。
会場奥、メインの仏頭の迫力は圧巻でした。さすが国宝。頭だけになっても、破損の後が生々しくとも、その御尊顔たるや、癒しの域。しばし見とれてしまいます。・・・が、オススメはその周りを取り巻く十二神将像。寄木造で作られたこの十二体の像、迫力は仏頭以上と言ってもいいのではないでしょうか。仏頭同様、十二体全部が国宝ですが、なかでも素晴らしいのは「伐折羅大将像」。右手に持った剣を突き刺さんとする、その構えと表情には恐怖さえ覚えてしまいます。必見です!
その他、木造弥勒菩薩半跏像やら、厨子絵やら、板彫りの十二神将像やらも見られます。こちらはこちらで国宝も含まれており見事ですが、私は立体の方の十二神将像が好きですね。ちなみに、グッズ売り場では仏頭をモチーフにしたループタイが売られておりました。さすが藝大。センスの良さを感じましたが、2,500円という価格がネックになり、購入は見送った次第です。

昼食は、お馴染みデリーにて。「
コルマカレー」を頂きました。すごく好きです。タマネギをじっくり炒めたんだなぁ、というのがありありと伝わってきます。その甘み、旨み、そして後からくる辛み。具の鶏肉もゴロッとして、それでいて柔らかく、臭みもなく、最高のバランス。
え?
奥の方に見える黄金色の液体は何味かって?
まぁ、ほら、そこは休日の醍醐味ってことで。
- 関連記事
-
- http://gaironblog.blog119.fc2.com/tb.php/2681-3b6a8d10
トラックバック
コメントの投稿