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「FRONT MISSION 1ST」の話

FRONT MISSIONシリーズは、“それぞれ2100年前後の世界各地における紛争を題材にした近未来SFで、紛争に巻き込まれた人々がヴァンツァー(人型機動兵器)を駆り、どのように生き抜いたかを描いた作品で、現代社会の延長上にある雰囲気と、サイバーな雰囲気が共存しており、切ない雰囲気を感じさせるBGMが多用されていたりと、ロボットゲームとしては他に類を見ない独特の世界観を持ち、メッセージ性が強い作品も存在する(Wikipediaより)”。私もこのシリーズは大好きで、割りとやり込んでいるんですが、シリーズ最初の作品だけはなぜかプレイしていませんでした。1995年2月24日にスーパーファミコン用として発売され、2003年10月23日にプレイステーション用に新シナリオを加えてリメイク、その後さらに新要素を加えて2007年3月22日にニンテンドーDS版が発売となりました。約1年前の作品ですが、これはちょっとやらないわけにはいかないだろうということで、遊んでみました。

シナリオ
全体的な世界観は、その後のシリーズ作品に比べて遜色ないんですが、2つあるシナリオのうち、オリジナルの方はちょっと劣るかなぁという気がしました。特に、味方の数が多過ぎて、最後の方は出撃できない機体が出てきてしまうという事態になるというだけならまだしも、基本的にはゴリ押しで勝ててしまい、戦略性がほぼ不要というのは残念。一方、新しいシナリオの方はそれとは対照的に、少ない味方でうまくやりくりしていかなければならず、なかなかスリリングな展開。他のシリーズをプレイしたことがある人は、おそらくこの新しいシナリオの方が気に入るのではないでしょうか。ただし、ストーリー自体はどちらのシナリオも充分濃厚かつ重厚で、楽しめます。

機体改造
シナリオの方よりも、こちらの方が問題かもしれないですね。まず、武器の特徴がこれ以降の作品ほどきちんと分かれていないということ。ショットガンとライフルと火炎放射器の違いといえば、グラフィックぐらいのもの。武器の属性がないため、マシンガン以外の近距離武器はどれを選んでも結局一緒。ライフルが近距離用武器なのもいかがなものか。また、機体と武器の重量と出力のバランスも単純すぎ。シリーズを通して、各機体を攻撃の特性によって大きく、格闘・近距離・遠距離の3つのタイプに分けるのが基本だと思いますが、本作では基本的にどの機体でも両肩に遠距離武器を装備することが可能。これが前述の「ゴリ押し」を可能にしてしまっていると思いますね。要は、全てを万能タイプの機体にすることが可能で、役割分担が特に必要ないわけです。特に味方の数が多い、オリジナルのシナリオについてはその傾向が強いですね。まぁ、機体改造が面倒じゃないというのは、視点を変えれば長所にもなりうるかもしれないですが。

やりこみ度
その代わり、やりこみ度は抜群で、クリア後のデータを引き継いでプレイできるのはもちろん、2周目以降は難易度を上げる(下げる)のも可能。さらに2周目以降でしか手に入らない武器や機体もあったりして、長く遊ぶことができるのがいいですね。シリーズ史上初めて大型兵器を操ることができるのもポイント高いです。2周目以降がこのゲームの真髄と言ってもいいかもしれないですね。

総評
シミュレーションゲーム好きな方の場合は評価が分かれるでしょうね。しかし、このシリーズのファンは是非ともプレイして欲しい作品です。他のシリーズとのつながりもちらほら出てきます。また、これからシリーズをプレイしようと思っている人にもオススメできます。その際は特に新しいシナリオの方が、これ以降のシリーズの参考になるでしょう。それ以外の人にもオススメできるかというと、やや微妙。

しかし、全体的なバランスとしては私は「4th」の方が好きですね。実はまだ「5th」をプレイしていないので、近いうちにそちらもプレイしてみたいと思います。

FRONT MISSION 1ST:http://www.square-enix.co.jp/fm/fm1ds/

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